『ザ・フラッシュ』、本格的なマルチバースの物語へ - 監督「これまで見たすべてが存在する」

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エズラ・ミラー主演の『ザ・フラッシュ』はDC映画史上でも最も壮大なストーリーになることは間違いない。
ベン・アフレックのバットマンが復帰したり、マイケル・キートンのバットマン役へのリターンも報じられている。

そんな今作は本格的にマルチバースの世界観を取り扱うことが確認された。

包括的で統一された多元宇宙

『ザ・フラッシュ』のアンディ・ムスキエティ監督は海外メディアのVanity Fairのインタビューに答え、今作では本格的にマルチバースを描いていくことを明らかにした。

Ben Affleck Will Return as Batman in The Flash

『それは包括的で同じ統一された多元宇宙の中に、あなたが観たすべてが存在し、あなたが観るすべてが存在していることを意味しているのです。』

今一度解説をしておくと、マルチバース(多元宇宙)とは、今存在する宇宙以外とは別の時間軸が流れる宇宙が無限に存在するといったもの。
例えば過去に戻って自分の母親を殺したとしても、その時点から世界が分岐して新たな別世界が生まれ、殺した張本人が存在する世界はなにも変わらずに存在するというもの。

かつては時間軸は一つで、過去を変えれば未来も変わるという『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ドラえもん』的なものが定説だったが、選択肢によって無限に分岐するマルチバース説が今では有力視されている。

そんなマルチバースはマーベルやDCコミックスなどアメコミではもはや同じみの設定なのだ。

DC作品では直近でドラマ『クライシス・オン・インフィニット・アース』が大規模なマルチバース設定を活かしたストーリーを展開して人気を博した。
設定をうまく利用して、今まで交わることのないと思われていたドラマのフラッシュと映画のフラッシュが共演するといったことも実現しているのだ。

おそらく映画『ザ・フラッシュ』もドラマの成功を受けてマルチバースの設定を本格的に拡張してくものと見られる。

その一端がマイケル・キートンのバットマンの登場だろう。
まだ確実というわけではないが、別世界のバットマンとして彼を登場させることで実現しえなかったクロスオーバーを行っていくことになっている。

一部では再びドラマ版フラッシュとの共演が実現するのではないかともささやかれている。

果たしてDC映画史上最大のクロスオーバーを生み出す『ザ・フラッシュ』はどのような大作になっていくのだろうか?今後の展開に注目だ。
映画は2022年6月3日に全米公開予定

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