『エコー』、他MCU視聴の必要なし ー 新ブランド「マーベル・スポットライト」が始動

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アベンジャーズの弓矢のヒーローであるホークアイを主人公としたスピンオフドラマ『ホークアイ』。そのドラマに登場したヴィランのエコーを主人公とした、さらなるスピンオフの『エコー』の予告編が先日解禁され、キングピンの歪んだ性格と暴力性が再びフィーチャーされたことによって、Netflixの『デアデビル』からのファンからの期待値がグンと上がっている。

そんな中で、今回の『エコー』についてはマーベル・スタジオの新たなブランド「マーベル・スポットライト」の最初の作品であることが明らかになった。

これには、マーベルの作品の音楽を多数手がけているマイケル・ジアッチーノ氏が作曲した独自のファンファーレが準備されており、マーベル・スタジオお馴染みのMCUのファンファーレは無く、さらには「MARVEL STUDIOS」のロゴもなくなった、完全に差別化されたものとなっている。

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マーベル・スタジオのストリーミング責任者であるブラッド・ウィンダーバウム氏によると、この新たなブランドはより地に足の付いた物語になるとコメントしている。

”マーベル・スポットライトは、より地に足の付いた、キャラクター主導のストーリーをもたらすためのプラットフォームを提供してくれる。『エコー』の場合は、より大きなMCUの継続性よりも、ストリートレベルに焦点を当てます

つまりはMCU世界に属しながらも、他の作品を視聴することは必要とせず、中心になったキャラクターが他の作品に振り回されること無く、自身の物語に集中していく作品になるということだ。

他の作品と関連性を極力減らした点についても、次のようにコメントしている。

”コミックのファンが『ゴーストライダー』のコミックを楽しむために、『アベンジャーズ』や『ファンタスティック・フォー』を読む必要はなかった。これと同じように、我々の視聴者もマヤの物語で、何が起こっているかを理解するために、他のマーベルシリーズを見る必要はないのです

シェアード・ユニバースながらも、他の作品との繋がりを断つような手法は、以前にも行われており、マーベル・テレビジョンが制作してきた『エージェント・オブ・シールド』もその代表作のひとつだろう。

このほか先述のNetflixの『デアデビル』や『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』『パニッシャー』『ザ・ディフェンダーズ』のような作品、Huluで配信されていた『ランナウェイズ』や『クローク&ダガー』なども挙げられる。

このような流れは以前にお伝えした、マーベル・スタジオがDisney+ (ディズニープラス)のマーベルドラマを限定シリーズから、通常のドラマのように人気の応じて複数シーズンを制作できるようにすることを検討しているとも通じるところではある。

おそらくその土台として用意されたのが、今回の「マーベル・スポットライト」という新たなブランドなのだろう。

とは言っても『エコー』は『ホークアイ』のスピンオフであり、キングピンや登場予定のデアデビルは『デアデビル』のキャラクターだ。マヤのキャラクターはドラマの中で掘り下げられていくが、このほかのキャラクターについては、彼らが登場する作品を視聴することで完全に理解することができる。

このような問題点をどのように解決しながらストーリーを展開していくのかも注目しておこう。

『エコー』はDisney+ (ディズニープラス)で2024年1月10日より全エピソード配信予定だ。

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