『ドクターストレンジMoM』13+1個のマルチバースの名前が判明 ー アメリカチャベスとストレンジが移動した世界

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Disney+ (ディズニープラス)での配信が開始されたMCUシリーズ『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
今作ではタイトルに有る通りマルチバースが展開されたストーリーになっており、作中ではアメリカ・チャベスの能力によってストレンジとともに複数のマルチバースを横切っていくシーンがあった。

その中のいくつかの世界の名前がVFXスーパーバイザーのアレクシス・ワイスブロット氏インタビューで明らかになった。

まず最初に解説されたのは胸像の頭部が浮かぶ世界。これはリビング・トリビュートナルという世界だ。
これは以前のインタビューでもマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏によるアイディアがベースであることがわかっている。

『私たちはマルチバースの移動の始まりをカマー・タージから始めたかったので、様々なカマー・タージのような世界を作るアイディアが常にありました。そして早い段階でそのコンセプトは完成した。それは”ジャイアント”と呼ばれるものです。寺社世界、または巨大なインディアン像のワールドだった。そしてある時点でその世界は、マーベルコミックに実際に存在するリビングト・リビューナルステート世界にに変更された。』

次に解説されたのはオンスロート・キャニオン世界
一瞬登場するグランドキャニオンのような岩場に囲まれた世界のことだ。

『この世界は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でのグランドキャニオンのシーンを彷彿とさせます。この世界は映画「127時間」に少し似ています』

3つ目はハニカム世界
劇中では巨大なハチが飛び交う世界があったが、そのまま巨大なハチが住む世界だったようだ。

『ある時、ラインプロデューサーは「ハニカムの世界をやってみたらどう?」と言ってきた「それは面白い。そのコンセプトを入れてみよう」とチームが言っていた。そして、誰もがそれを愛していました。(中略)ハニカム世界に何かが住んでいるとしたら、オオスズメバチに違いないでしょう』

次はミラー世界
シーンではガラスや結晶で出来たような柱が無作為に並んだ世界として描かれていた。

『アニメーターのマイク・ブルネットが機械の世界のアイデアを提案した。ただすべての建物の内部を描く必要があったために、ガラスの世界にして少し工数削減になりました』

5つ目はキューブ世界
予告編などからも確認されていた、アップになったストレンジの頭部が無数のキューブに分割されてしまった世界のことだ。

『これは最初に私たちが追加したものですね。突然すべてが立方体に変化する世界。(中略)ストレンジを立方体にスライスしましたが、それはあまりにもグロかったので、アプローチを変更しました。』

6つ目はペンキの世界
これは劇中でもアメリカ・チャベスが言及しており、あまり気持ちの良い世界ではないと話していた。

7つ目の世界はコミックの世界だ。
その名の通り世界がアニメやコミックのような二次元になっており、ストレンジとアメリカ・チャベスもコミック調に変化していた。

『これは「WHAT IF…?」を意識したものではありませんコミックを意識したものとして作られました。そのためコミックの世界のデザインは「WHAT IF…?」とは大きく異なります。ちなみにこのシーンはいくつかのコミックから影響を受けています。スパイダーマンやドクターストレンジのコミックを読むと、色が非常に鮮やかでした。』

8つ目は荒廃した世界だ。
この世界はアベンジャーズが負けてニューヨークが崩壊していることをイメージしているとのことだ。

9つ目は水中世界
その名の通り海中に突然転移してしまったアメリカチャベスは呼吸が出来ないことで目を覚ましていた

『水中世界ではリアルタイムの動きからスローモーションになり水中世界を描いています。ここではアメリカの顔をアップにし、シミュレートする必要があった。これは非常に難しかったです』

10個目の世界はオルト・ニューヨーク世界だ。
水中世界の次に移動したことでストレンジとアメリカとともに魚たちまでニューヨークの道路の真ん中に飛ばされてしまっていた
現実世界に非常に似ている世界ではあるが、当初は人も車もない世界として描かれていたとのことだ。

11個目はパイプの世界だ。
ここは無機質で複数のパイプが伸びた世界で、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場したスターク社製のドローンが飛び交っていたことで注目されていた。

『ここのイースターエッグは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のドローンです。ニューヨークのタクシーからドローンに変わっていますが、同じように配置されています』

12個目はサヴェッジ世界
ジャングルのような場所で恐竜も存在していた世界だ。

『私たちは最初からジャングルの世界を作るつもりでした。その後にマーベルと話をすると巨大な恐竜がいるサヴェッジワールドと呼ばれものがすでに存在していたので、私たちのジャングルの世界と同じように見えた。本当にクールなアイデアだったので、古典的なティラノサウルスとトリケラトプスの戦いを描きました』

13個目はマーベルファンにとっては悪夢のような場所のヒドラ世界だ。
古いニューヨークのようなデザインのセピアなカラーの世界で、IMAX版では空を飛ぶ飛行船の先端にヒドラのマークがあったことで話題になっていた。

『ここ昔のニューヨークようなもの。IMAXで見ると巨大な飛行船にヒドラのマークがあります。当初のアイディアでは1930年代というところだけに行き詰まっていましたが、ヒドラの世界として作り上げました』

そして14個目は映画ではカットされてしまったジェームズ・タレル風の世界だ。
最終的にはカットされてしまったとのこと。

『私たちが考えていた世界の1つは、光を使って非常にシンプルな作品を制作するアーティストである「ジェームズ・タレル」の世界でした。非常にシンプルだったのですが、残念ながら最終的なカットには入りませんでした』

以上が今回アレクシス・ワイスブロット氏が明かしてくれたマルチバースの世界だ。
もちろん劇中では細かいものも含めてさらに多くのマルチバースが登場している。今後これらの世界がどのようなものなのかが明かされていくことにも期待しておこう。そしてそのうちの一つが物語の舞台になることも期待しておきたい。

様々なバリエーションのマルチバースを見ることができる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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