ディズニー、ハルク&ネイモアの権利取得の動き? ー 一方でHulu売却のウワサも
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
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マーベルのキャラクターの大半の権利は現在マーベル・スタジオと親会社のウォルト・ディズニー社が所有しており、例外としてはスパイダーマンの映像の権利はソニー・ピクチャーズ、ハルクとネイモアの作品の配給権はユニバーサル・ピクチャーズが所有していることになっている。
特にややこしいのが後者だ。
ハルクとネイモアが登場する作品を制作することは可能なのだが、主人公の作品となるとディズニー社が単独で配給することができないのだ。
『インクレディブル・ハルク』制作時にこういった複雑な契約が結ばれたと言われており、マーベル・スタジオはハルクはもちろん、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』に登場してネイモアの単独作品の制作も行いたいとしているのだが、この状況はいまなお解決しない限りは難しいだろうとされている。
新たに入った情報によると、ディズニーは自社が保有するHuluの株式の売却を検討しており、その代わりにハルクとネイモアの配給権を取り戻そうとしていると海外メディアが伝えている。
Huluはディズニーが67%の株を持っており、残りの33%はユニバーサル・ピクチャーズの親会社であるコムキャストが保有している。
株式取得時のは2024年1月末に再びディズニー社が残りのHuluの株を買収することが可能となっており、コムキャストもそれを要求することができるようになっている。
しかしディズニー社は全ての株の取得をせずに、逆にHuluの売却を検討していると海外のアナリティクストが伝えている。
その代わりにディズニー社はコムキャストやユニバーサルからハルクとネイモアの権利を完全取得することを考えているとしているが、その代償となるHuluの売却がディズニー社にとってどれほどの影響があるのかは定かではない。
Huluはいまなお会員数が増えているストリーミングサービスであり、今後も大幅な利益をもたらすことが予想されている。
しかしその権利を手放すことは、ディズニー社の今後の経営にも大きな影響が及ぶことが推測される。
あくまでウワサレベルの話ではあるが、果たしてハルクとネイモアの全ての権利がマーベルの元に戻る日は来るのだろうか?
今後の情報に注目しておこう。