ディズニー社、ディズニープラスドラマの予算削減を検討 ー 理由は制作費の高騰も

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ウォルト・ディズニー社が展開しているストリーミング配信サービスのDisney+ (ディズニープラス)

このサービスではNetflixやAmazon Prime Videoと同じようにオリジナルコンテンツの配信も行っており、同社の強みでもあるディズニーやピクサー、スター・ウォーズ、マーベルなどのオリジナルドラマやアニメシリーズも多く制作されてきた。

会員数も増えており、順調そうに見えるDisney+ (ディズニープラス)ではあるが、どうやらディズニー社はドラマ制作の予算削減を目標にしていると海外メディアが伝えている。

ディズニー社CEOのボブ・アイガー氏は現在の作品制作における費用が高額になっていることを挙げた。

劇場公開作品である『ブラックパンサー: ワカンダ・フォーエバー』は製作費2億5000万ドル、同じく劇場公開作品のハリソン・フォード主演『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』がルーカス・フィルム史上最も高額な3億ドルの価格だと報じられている。

対してDisney+ (ディズニープラス)で2019年に配信開始された『マンダロリアン』は、各エピソードが約1,500万ドル、マーベルの『ワンダヴィジョン』や『ホークアイ』はさらに上がって、各1エピソードあたり2,500万ドルの予算がかかったとされている。

この報告を見ればアイガー氏の言う通り大幅に費用が膨らんでいることがわかり、ドラマの費用対効果もあまり良くないことを示唆している。

予算が膨らんだ理由については様々な事情が考えられるため、一概に特定はできないところではあるが、少なくとも出ていくキャッシュが多ければ、それ以上のリターンがないと、サービスとしては成り立たせることは出来ない。

そのためにアイガー氏はDisney+ (ディズニープラス)のドラマの予算削減を目指しているというのだ。

マーベルドラマではその影響とも取れる動きが確認されており、2023年に配信されるとされていた『エコー』や『アイアンハート』『アガサ:カヴン・オブ・カオス』が2024年以降の配信になると言われている。
作品の質にもこだわる制作体制に移っていることもあるが、予算の都合も大きく影響していそうだ。

ストリーミング配信市場の会員数の増加も、いつかは頭打ちになることは目に見えているし、すでに飽和状態とも言われている。

そんな中でコンテンツの王者であるディズニー社がどのような手を打ってくるかは気になるところだ。今後新たな情報が伝えられ次第お知らせをしていく。

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