『ジョーカー』は”世界の共感の欠如”をテーマにした作品 - 監督が根底のアイディアを語る

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アカデミー賞最多11部門にノミネートされ、受賞は確実とされているDCコミックス映画『ジョーカー』。新しいニュースがあればあっという間に話題をかっされっていく今作は、非常にアーサー・フレッグの悪堕ちをメインにダークでシリアスなストーリーとして描かれました。

このストーリーの根底にあるテーマについて、トッド・フィリップス監督がインタビューのなかで語りました。

『共感されない世界で育ったらどうなるか』

『ジョーカー』でメガホンをとったトッド・フィリップス監督は、海外メディアのDeadlineのインタビューに答え、今作の根底にあるテーマや作品への考えを明らかにしました。

‘Joker’ Director Todd Phillips On Joaquin Phoenix’s Methods, Gotham’s Empathy Deficit, More

『一番最初にアイディアを持ってスコット・シルヴァー(脚本家)の元に行ったときの多くのことがありました。映画のテーマについて最初に取り上げたのは、この世界での我々が今でも感じているお互いの共感性の欠如や喪失を描くべきだということです。もしあなたが共感性のない世界で育った場合や、ゴッサムシティがお互いにクソみたいなことしか与えあわない人々であふれる、冷たくて暗い場所である場合に、そこからこの悪役が生まれました。』

映画のストーリを通して、アーサー・フレッグは誰にも注目されず、誰にも同情されない、社会から迫害された人物として描かれてきました。それは彼の障害や本人ではどうにもできないほどの貧困などが原因ではありますが、それに対して誰も共感を示してはいません。
そして共感のない世界でアーサーはジョーカーとして悪に堕ち、ゴッサムシティで最も凶悪なヴィランが誕生したのです。

ちなみに監督は、共感性のない世界を描くことはストーリーの核ではあるものの、現実世界を直接的に映し出したものではないともコメントしています。またこのテーマ以外にも取り上げたのは「幼少期のトラウマ」だとも加えました。

『他のテーマは幼年期のトラウマでした。そこではもしあなたが愛が欠如した環境で育ったときに何が起こるかということでした。』

注目されず、迫害され、共感を得られなかった人物の闇堕ちを衝撃的な演出で描いた『ジョーカー』。映画史にも残る怪作は1月29日にDVD&Blu-rayが発売予定です。

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