『デッドプール3』脚本家、”R指定”を想定して製作中を明言 ー 「ディズニーのデッドプールにはならない」

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20世紀FOXがウォルト・ディズニー社に買収されたことで、いままでR指定作品として2作品が公開されてきた『デッドプール』は、現在3作目をマーベル・スタジオの元で製作を進められていると報告されている。

ディズニー傘下での製作ということでいままでの作品にあったようなバイオレンスやグロ、エロ表現がどうなるかについて不安視するファンもいたが、現在脚本を執筆しているレット・リース氏は海外メディアのプレイリストとのインタビューのなかで、R指定作品になることを想定して製作を進めていると明らかにした。

『(ディズニーとマーベルのサポートは)ただ「どうすればあなたたちの助けになるでしょうか?」「私たちの宇宙からなにを使いたいですか?どうすれば楽になりますか?」という単純なものでした。デッドプールを”デッドプール”にします。これはディズニーのデッドプールにはなりません。なのでディズニーは素晴らしいのです。(中略)絶対にトーンを台無しにするつもりはありません。私たちは常にR指定である可能性があると言われており、そのつもりで進めています。そして私たちもR指定にしたいと思っている。』

ディズニー社傘下のおけるR指定作品というのは現状では存在していない。
マーベルの作品においては『ムーンナイト』などで多少なりともバイオレンス表現のある作品があったが、どこかマイルドさもある演出にとどめてR指定になることはなかった。

そのためFOXで製作された『デッドプール』の新作がどこまでディズニーの表現に受け入れられていくのかは最も注目すべきポイントとなっているのだ。
ただ現状ではディズニーやマーベルのサポートのもとで、以前と同じように自由に脚本を執筆できているとリース氏は示唆しており、ひょっとすると本当にR指定で『デッドプール3』が公開されることなるかもしれない。

リース氏はこれ以外にも2つのスタジオの世界を融合していく作業も楽しんでいることをコメントしている。

『私たちは「デッドプール3」を素晴らしいものにしたいと思っています。常にライアン・レイノルズと一緒に作品の研究室にいて楽しんでいます。上手くいけば世界中を楽しませるでしょう。しかしご存知の通りFOXとディズニーの結婚があり、2つの異なる宇宙を合わせるのは簡単ではありません。しかしそれは素晴らしい挑戦でもあり、2つの世界をマージしていくのは贅沢な問題です。私たちはこのことを楽しんでいます。』

最近ではサム・ライミ監督を『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で採用してホラー映画にするなど、独自性の強い挑戦もしているディズニーやマーベル・スタジオ。果たして『デッドプール3』はまた新たなディズニーの側面を見せてくれる作品になるのだろうか?

今後新たな情報が分かり次第お知らせをしていく。

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