『デッドプール&ウルヴァリン』”マーベルの救世主発言”は偶然だった ー MCU低迷を揶揄していない
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MCUシリーズの映画『デッドプール&ウルヴァリン』は、近年低迷続きのMCUにとって大きな起爆剤になるような大ヒットを記録し、久々に明るい話題を持ち込んでくれている作品となっている。
今作は予告の時点でもMCUにデッドプールが導入されることで、ウェイド・ウィルソン自身が「マーベルの救世主」発言をしたことでも話題となっていたが、実はこれは現状のMCUについて揶揄したものではなく、偶然によるものだったことをショーン・レヴィ監督が明らかにした。
このセリフ自体はおそらく『アイアンマン』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも印象的だったトニー・スタークの「I am IRON MAN」をパロったものだと思われる。
ウェイドがMCUに参加できることを喜んで、そういった妄信的な発言をしてしまうことはウェイドらしいともレヴィ監督は語っている。
『デッドプール&ウルヴァリン』はウェイドの言葉通りにマーベルの救世主的な作品となり、ウォルト・ディズニー社傘下の作品としても事例のないR指定映画として世界的な大ヒットを記録している。
20世紀FOXから移管される以前は『デッドプール』や『デッドプール2』であった過激な表現が丸くなってしまうのではないかと懸念されていたものの、蓋を開ければ全く臆すること無く、過激な作品となっていた。
一方で禁止されていたものもある。それが「コカインの使用シーン」だ。
これはマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏から禁止されたものであるとレヴィ監督は明かしているが、実は予告編にもあった「コカインの使用禁止」をいじったシーンが、今作で最初に書いたジョークであることを明かしている。
劇中ではウェイドとブラインド・アルがコカイン使用について話すシーンとなっており、ウェイドがそれはマーベルに禁止されているというメタ発言でいじられていた。
コカイン使用を示す様々な隠語が飛び出す中、最後は『アナと雪の女王』の「雪だるまつくろう」に落ち着いていたが、日本では別の意味合いもついたことで話題ともなっていた。
まるで神のいたずらのように偶然が重なりまくって成功した『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。
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