映画『バズ・ライトイヤー』、同性愛描写で上映禁止など波乱-主演のクリス・エヴァンスは保守派に苦言

【広告】

この記事を書いた人

さくし

さくし

YouTubeフィギュアレビューなどを上げています/ラジオ ゆとぴのヒーロー界隈談義 サブMC/映画、特撮、デジモン、ヒロアカが好き

Twitter:@sekisakudigimon

Youtube:HuruSaku Channel

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

いつもご覧いただきありがとうございます。さくし(@sekisakudigimon)です。

ピクサーの『トイストーリー』シリーズから飛び出した7月1日(金)公開のディズニー映画『バズ・ライトイヤー』。
ピクサーの最新作、大人気シリーズのスピンオフ、さらに主演はキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスと、話題の1作になるはず、だったのだが、同性愛描写を受けの上映禁止。保守派に対してクリス・エヴァンスが苦言を呈したりと、公開前から映画外で違う話題となっている。

映画『バズ・ライトイヤー』は、おもちゃではないバズ・ライトイヤーの物語を描いた新作映画。その中で同性カップルのキス描写があり、この影響で一部での批判や上映中止の事態を招いている。

▽世界14ヵ国で上映禁止、中国からは描写カット要請も

ロイターの記事によると、中東世界最大規模の映画市場である中国を含むアジアの全14ヵ国で上映が禁止されてしまったという。中東ではまだ同性愛は犯罪と捉える地域が多く、描写が残っていることで上映そのものができない。また、中国当局は制作側に対し、同性愛描写をカットしてくれと申請していたという。

▽ディズニー首脳陣は当初キスシーンをカットしていた

中国での上映禁止が興行収入に与える影響は大きい。そんな中でも描写を残した背景には、首脳陣とスタッフとの闘いがあった。当初ディズニー側は同性描写をカットした状態での上映を考えていた。しかし、ピクサーの「LGBTQIA+の従業員および関係者」を名乗る人々が抗議、結果、描写は残される事となった。プロデューサーのゲイリン・サスマンは、「ストーリーにおいて絶対に必要なシーンだった」と語っている。

▽主演のクリス・エヴァンスは保守派の人々に対し「バカ者」「恐竜みたいに滅びる」

特定の国での上映禁止は文化の違いによるものが大きい。しかし、アメリカでも同性愛描写を残したディズニーに対してクレームをつける保守派が数多くいた。主演のクリス・エヴァンスはその人々に対し厳しい言葉で苦言を呈した。

「昔の価値観にしがみついている人は、いつも存在します。でも、そういう人たちは、恐竜みたいに滅びる。私たちが目指すのは、彼らを気にせず、前進し、成長することを受け入れることだと思います」

▽ディズニーはポリコレ意識しすぎ?

一方で近年のディズニーの作品は人種やマジョリティへの配慮を積極的に行っているが、たびたびキャラクターの改変や配役に批判が集まることがある。そんな中で今回のバズ・ライトイヤーでも問題のシーンを取り入れたことから、「ポリコレ意識しすぎ」といった声がネット上でも少なくない数上がっている。

以上、今回話題になっていた情報を簡単にまとめてみた。公開前から大波乱を巻き起こしている今作。作品を観るときはなるべく意識しすぎず、一本の映画として挑みたいものだ。

ディズニー映画『バズ・ライトイヤー』は7月1日(金)公開!

関連記事を読む

  • 【広告】

  • 【広告】