『ブラックパンサー:WF』監督、チャドウィック死後に制作から離脱を考えていた ー 「ひどく傷ついていた」

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MCUシリーズとして公開を控えている映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は、ご存知の通り前作の『ブラックパンサー』で主演を務めたチャドウィック・ボーズマンが闘病の末に死去しており、今回の映画ではストーリーでもティ・チャラが死去したあとの世界を舞台にしている。

誰しもが予想していなかった出来事をうまく調整しながら今回の映画は制作されており、予告編の時点でも非常にファンからの大きな期待が寄せられている。

そんな2作の『ブラックパンサー』を制作したライアン・クーグラー監督は、親友でもあったチャドウィックを失ったことで、映画業界から引退することを考えていたことを海外メディアのインタビューで明らかにした。

『私はある時点ではこの映画業界から離れようとしていました。次の「ブラックパンサー」の映画や他の映画を作れるかどうかわからなかった。ひどく傷ついてました。どうしたらもう一度心を開いて進むことができるのかと悩んでいた。』

クーグラー監督は当時の沈痛な思いを明かしてくれている。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』の制作だけではなく、映画業界そのものから離れようとしたことは、相当に大きく心に穴が空いてしまった感覚だったのだろう。

しかし監督はそこからチャドウィック・ボーズマンとの会話を振り返り、彼が遺した想い継いで今回の映画製作に至ったことを明らかにしている。

『私たちが数多く交わしてきた会話の記録を熟読しました。そして続けていくことのほうが理にかなっていると判断したんだ。この映画は悲劇的な喪失に対してどのように対処をし、前進していくのかが非常に重要です。すべての登場人物にとって喪失というものがどのように行動に影響を与えているのかを扱っています。』

今回の映画ではティ・チャラを失ったことで悲しみにくれる母親のラモンダや妹のシュリ、元恋人のナキア、ドラー・ミラージュのオコエなどが予告で描かれていた。それは演技ではありながらも、チャドウィック・ボーズマンを実際に失ってしまった俳優たちのリアルな感情やリアクションでもあるのだ。

キングが不在のワカンダで、遺された者たちはどのような行動を取っていくのだろうか?

『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日に日米同時公開予定だ。

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