『バットガール』監督、『ザ・フラッシュ』観賞で悔しさを吐露 ー 「観客こそがボス」

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DCEUシリーズの配信作品として制作されていた『バットガール』

今作はシリーズ全体のテコ入れのために、撮影が完了し、編集作業に入っていたにも関わらず、配信も劇場公開もされない”お蔵入り”作品にされてしまったことで、大きく話題になっていた。

マイケル・キートン演じるバットマンも再登場していることから、映画『ザ・フラッシュ』とも強く関連付いた作品でもあったため、期待していたファンも多いものだった。

この『バットガール』を制作した監督の一人であるアディル・エル・アルビ監督海外メディアのインタビューに対して、『ザ・フラッシュ』を観賞し、より公開できないことに対して悔しさをにじませた。

映画を観てとても悲しかった。アンディ・ムスキエティ(『ザ・フラッシュ』監督)と、プロデュースをしたバーバラのことが大好きです。この映画を見た時、自分たちもこの世界の一部になれると感じました。私たちはバットガールを公開して、観客に判断してもらう機会すら得ることができませんでした。観客こそが究極的にはボスであり、何が良いか、何が悪いか、あるいは見るか見ないかも決めることができる決定者であるべきなのです。”

共同で制作したビラル・ファラー監督も「まだ仕事が終わっていないという感覚が残っています」とコメントしている。

今回の話からもどれほど二人の監督にとって『バットガール』が我が子のように大切なもので、それが公開に至らなかったことがクリエイターとしてどれほど悲劇的なことであるかはご理解いただけただろう。

作品自体の評価を決めるのも観客であるために、『バットガール』が正当な評価を得ることができないのは、ファンとしても悲しい出来事だったと言えるだろう。

『バットガール』は予想される収益に対して、膨大な費用がかさんだことが要因のひとつであるとされており、当時のワーナー・ブラザース・ディスカバリーはお蔵入りにすることで得られる節税効果を選んで、配信することを中止していた。

二人の監督はこのような経験をしたにも関わらず、今後もDCプロジェクトへのオファーがあれば参加したい気持ちがあることをコメントしている。

アディル:”DC、バットマン、バットガール、ゴッサムシティに対する私たちの愛はとても大きく、ファンとして他のプロジェクトにノーと言うことはできません。もう一度参加するチャンスがあるならば参加するでしょう”

『ザ・フラッシュ』は現在デジタル配信中だ。

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