『バットガール』すでに映像が削除済み? ー 監督も見れない状態に

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DCコミックスの配信映画として制作されたにも関わらず、ワーナーの突然の方針変更によってキャンセルされてしまった『バットガール』
未だにその余波は収まることを知らないが、今作を制作したビラル・ファラー監督とアディル・エル・アルビ監督は『バットガール』の映像データをサーバーから持ってこようとしたところ、すでに削除されてしまったことを報告している。

ファラー監督『アディルから電話がきて「ほら!スマホで全部撮影してみて!」と言われたのでサーバーに入ってみたら、全てが無くなっていた。私たちは”F**ing Shit”って言ったよ。バットマンのシーンすら保存することができなかった

少なくとも監督の二人がアクセスできるサーバーにはすでにデータは無いようで、すでに削除済みか、ワーナーが別の場所に保存している可能性がある。

作品の権利はスタジオ側にあるとはいえ、その制作に尽力した監督二人をまるで締め出すかのうように振る舞うのはあまりにもクリエイターへの敬意が足りないようにも感じる。
このような事情のため、今後はワーナー側の意向が変わらなかれば『バットガール』の配信がクリエイターたちの手によって行われることも可能性はとしては低いだろう。

『バットガール』はコロナ禍によって制作費用が増大し、配信でも劇場公開でも費用回収が難しく、損切りすることで得られる節税効果の様を選んだ戦略的転換であるとされている。
ただ監督や出演者にも事前に確認がなかったとされており、ワーナー側の単独での判断で行われたと言われている。

今後はこのようなことがないと願いたいところではあるが、ワーナーはこれ以外のもいくつかの作品の製作終了を検討していると言われている。DCコミックスの映像コンテンツに大幅なテコ入れをしているため、今後どのような方針になっていくのかは注目である。

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