『インフィニティウォー』、キャストのほとんどは偽の脚本を読んでいた!その徹底した秘密主義とは?

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先日、公開間近の『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のプレミアイベントがイギリスで行われ、数多くのキャストとスタッフ陣が出席し、大盛り上がりを見せました。

そして本編の冒頭20分も上映され、キャスト自身もそこで初めて映画を見たということが話題になりました。

またヴィジョン役俳優はインタビューで、偽の脚本を読んでいたことも明かしています。

撮影されることのない脚本?

Hug U Guysのインタビューで、ヴィジョン役のポール・ペタニーは、撮影当時のことを振り返ってコメントしています。

『マーベル・スタジオの秘密主義がキャストにまで広がった。私は決して撮影されることのない偽の脚本を読んでいた。

マーベルの秘密主義は以前から知られており、その徹底ぶりは異常とも思えるほどでした。
しかし『インフィニティウォー』(おそらく『アベンジャーズ4(仮)』も)に関しては、キャスト陣でさえ、すべての脚本を読んでいないと明かされました。

読んでいないだけではなく、そこに偽のシーンも含まれていたとは驚きです。
もちろん偽物なので、撮影されることはないと思われますが、ポール・ペタニーは以前のインタビューで、監督がリークに備えて偽のシーンの撮影を行ったとも答えていました。

『私が脚本を読んだとき、その中にいくつかフェイクのシーンがありました。彼ら(ジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ監督)は既に3つのリークがあり、彼らは多くのフェイクシーンを脚本に書いた。』

今までにも複数回撮影現場が目撃され、そのシーンが一体本編でどのように使われるのか、ファンの間で議論されていましたが、それ自体がフェイクとなるともはや予想することは不可能でしょう。

口が軽いで有名なスパイダーマン役のトム・ホランドに関しては、撮影中「何と戦っているのか」を知らされないままアクションシーンを撮影したことを明かしていました。

15分間も空気を殴っていたというのは伝説になりそうです。

‘Avengers: Infinity War’ Directors Confirm Fake Scripts, None Of The Actors Have Read Entire Real Script

『偽のページを作ってそれを俳優たちに配布したが、誰も実際の脚本すべてを読んだものはおらず、映画で何が起こるか知っている人はほとんどいません。

ジョー・ルッソ監督もこのようにコメントしています。

ちなみにドクターストレンジ役のベネティクト・カンバーバッチのみ脚本をすべて読んだということを明かしており、彼に対する監督陣の信頼のあつさを感じることができます。

ここまで秘密主義のマーベル・スタジオが製作した今作が、シリーズ10周年にどんな驚きをファンに提供してくれるのか非常に楽しみです!

『アベンジャーズ インフィニティウォー』は4月27日(金)より日本公開予定です。

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