【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』の気になるポイントを総まとめ! - 今後の公開作品も!

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ついに全世界で公開されたマーベル・スタジオが展開するMCUシリーズの集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』。すでにとてつもない勢いで大ヒットの記録を塗り替えている今作ですが、多くのマーベルファンにとっても映画ファンにとっても忘れられない作品になったことは間違いないでしょう。それは僕も同じです。平成最後にとんでもない映画を観ました。

ということで、今回は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の内容や疑問点、解説、感想などをまとめていこうと思います。もちろんゴリゴリにネタバレをしていますので、まだ観ていない方やネタバレが苦手な方は閲覧注意でお願いいたします。

それではどうぞ!

最後はどうなった?

ざっくりとあらすじを語るのは今更感あるので、映画のラストに何があったのかだけまとめていきましょう。

量子世界を利用したタイムトラベルで、2012年や2014年、1970年代に飛んだアベンジャーズたちは、ブラックウィドウという大きな犠牲を払いながらも、インフィニティストーンを集めることに成功。トニー・スターク/アイアンマンが作った右手のインフィニティガントレットに取り付ける。

そのガントレットをはめたブルース・バナー/ハルクは、サノスと同じように指をスナップ。次に瞬間、クリント・バートン/ホークアイのスマートフォンに消滅したはずの妻・ローラからの着信が。外の木々や鳥たちを見たスコット・ラング/アントマンは、消滅した人々や命たちが再び戻ってきたことを確信

アベンジャーズの作戦は見事に成功し、5年越しにサノスの野望を打ち砕いた。

しかしその間に2014年の過去から来たネビュラによって、呼び出されたサノスやその軍隊たちがアベンジャーズの基地を奇襲。瞬時に壊滅に陥れる。

各々がピンチに陥る中、過去ネビュラがインフィニティストーンを回収するのを待つサノスを見つけるトニー、ソー、そしてスティーブ・ロジャース/キャプテンアメリカ。

アベンジャーズのビッグ3は再びサノスの野望が果たされる前に倒そうとするが、サノスも応戦する。
ストームブレイカーを奪われ、胸に押し付けられそうになったソーを助けたのは、過去から持ってきたムジョルニアを手にするキャプテンアメリカ

しかしそれでもサノスの猛攻を止めることはできず、ついにブラックオーダーをはじめとし数千にも及ぶたサノス軍たちがキャプテンアメリカの前に立ちはだかる。

絶望的な状況と思いきや突然キャプテンのインカムに届くサム・ウィルソン/ファルコンの声が聞こえてくる。そして背後に現れたスリングリングのワープホールからは消滅したはずのティ・チャラ/ブラックパンサーがシュリやオコエとともに駆けつける

ティ・チャラを皮切りに次々と開くワープホールからは、消滅したヒーローたちやワカンダ軍、ヴァルキリー率いるアスガルド軍、ウォンが集めた魔術師たちが姿を現す。それはサノスの軍を圧倒するほど。

ついにサノスを倒すために地球や宇宙のヒーローたちが一堂に会する。キャプテンはヒーローたちを率いるためにあの言葉を発する。

『アベンジャーズ、アッセンブル!』

アベンジャーズ軍とサノス軍が激突する。そこにはトニーが作ったスーツで戦うペッパー・ポッツの姿も。5年越しにピーター・パーカー/スパイダーマンと再会できたトニーは思わず彼を抱きしめ、ようやく肩の荷が下りたような表情を浮かべる。

ほかのヒーローたちも再会を喜びながらサノス軍たちと戦う。宇宙からはキャプテンマーベルも参戦し、次々とサノスを圧倒していく。

しかしもう一歩のところでインフィニティストーンが付いたガントレットが奪われてしまう。再び消滅の危機に陥ったかと思いきや、サノスはガントレットからはストーンが消えていることに気づく。

ストーンはトニー・スタークの右手に集まり、彼はサノスの『私は絶対なのだ』という言葉を返すように『ならば私はアイアンマンだ』と口にし、指をスナップする。

直後、灰と化すサノス軍たち。トニーはストーンを使って侵略者たちのみを消滅させたのだ。もちろんサノスも力尽きたように座り込み、そして灰となって消滅していった。

地球や宇宙を守る戦いはついに終結。ドクターストレンジが見た1400万分の1の勝利が実現したのだった。

だがインフィニティストーンを使ったトニーは瓦礫に力なくもたれかかり動かなくなってしまう。駆け寄るローディ/ウォーマシンやピーター、そしてペッパーは何かを悟ったように優しくトニーに言葉をかける

トニー・スタークは死んだ

トニーは何千、何億、何兆もの命を救う代わりにその命を使い果たした。

葬式にアベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーをはじめ、いがみ合っていたハンク・ピム博士やサンダーボルト・ロス、テネシー州で出会った少年ハーレー・キーナーなどが駆けつけ、彼の死を悼んだ。

トニーの葬式を終えたスティーブは約束通りにインフィニティストーン(とソーが持ってきたムジョルニア)を元の場所に返すために単身でタイムトラベルをする。しかしキャプテンは戻ってこなかった

何かミスがあったかと慌てるブルースとサム、対してバッキーはある人物が湖畔のベンチに座っていることに気づく

それは年老いたスティーブ・ロジャース本人だった。

そばに歩み寄ったサムに対し、年老いたスティーブはストーンを元の場所に戻したあと、彼自身の人生を取り戻すためそのまま過去に残り、現代まで生きてきたことを明かす
キャプテンアメリカがいなくなった世界に寂しさを吐露するサムに、スティーブは彼のシンボルでもあるシールドを託す。キャプテンアメリカの意思は新たな世代へと受け継がれたのだ。

盾を受け取ったサムは、スティーブの左手薬指にある指輪に気づく。映画の最後には過去と思しき場所でダンスを踊るスティーブとペギー・カーターの姿があった。

以上が『アベンジャーズ/エンドゲーム』の終盤に起きた出来事。クライマックスの戦闘シーンは息ができないほど興奮したことを覚えています。まさにファンが望むものを最高の形で実現してくれのが今作でした。
今後数年、数十年と語りづ付けられるであろう、とてつもない映画であったことに間違いありません。

ということで、ここからは映画に関する様々な疑問やまとめをしていこうと思います。

トニーとネビュラはどうやって地球に帰還したのか?

まずは宇宙に取り残されたはずのトニーとネビュラがどうやって地球へ帰還したのかという疑問。予告編でも遺言を残す様子のトニーが印象的でしたね。

答えは簡単。キャロル・ダンヴァース/キャプテンマーベルがトニーたちを救い出しました
キャロルは2人の乗ったガーディアンズの宇宙船を地球まで送り届けたのです。

様々な予測がされていきましたが、ここは意外とあっさり問題解決したなといった印象を受けました。それにしてもキャプテンマーベルはチート過ぎるぞ。

スタン・リーのカメオは?

昨年亡くなられたアメコミ界の偉人であるスタン・リー。彼はマーベル作品ならば大体の作品にカメオ出演してきており、ファンにとっても恒例行事になっていましたが、もちろん『エンドゲーム』でもスタン・リーは出演しています

四次元キューブとピム粒子を奪取するために1970年へ飛んだトニーとスティーブ。70年代の最初のシーンでは、車の助手席に女性を乗せ、米軍基地に向かって『戦争よりも愛しあおうぜ!』と叫ぶスタン・リーの姿が。
髪も長くどことなく若い雰囲気で、70年代のスタン・リーをイメージしているのではないかと思います。

なんとも彼らしいメッセージとともに登場した『エンドゲーム』のカメオ出演でした。

ちなみに彼の功績をたたえるため、今までのカメオ出演の裏側をまとめたドキュメンタリー作品が作られるというニュースが入ってきました。ぜひとも見てみたいですねぇ。話によるとNGシーンも入っているだとか。

消滅した人々は帰ってきたのか?

出典:©MARVEL

続いては消滅した人々に関する疑問。
2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のラストでは、インフィニティストーンを集めたサノスによって、全宇宙の半分の命が灰へと変わり、消滅してしまいました。アベンジャーズもその半分のヒーローたちを失っています。

しかし『エンドゲーム』では先ほどにも書いた通り、過去から持ってきたストーンを使って消滅した人々をよみがえらせることに成功しています。灰になったヒーローたちもしっかり戻ってきました。予想通りといえども、やはり実際に映画で彼らがよみがえり、キャプテンのもとに集結するシーンは熱いものがあります。あれは映画館の大スクリーンでぜひ見てほしいです。

ちなみにサノスによって直接的に命を奪われたロキ、ガモーラ、ヴィジョンなどのキャラたちは戻ってくることはありませんでした。ロキやガモーラは2014年の過去の姿として『エンドゲーム』には登場しています。ヴィジョンはラストにワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチによって言及されるのみで、蘇ることはありませんでした。

この辺りのキャラたちを今後の作品でどのように扱っていくのか気になりますね。特にガモーラは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメインヒロインであり、3作目の製作も予定されていることから疑問に思うファンは多いことでしょう。

ちなみにジェームズ・ガン監督によると3作目の脚本はすでに書きあがっており、ガモーラの死に対する内容も盛り込まれているのではないかと思われます。もちろん時系列が『インフィニティウォー』よりも前だった場合は違っては来てしまいますが。

またロキは「Disney+ (ディズニープラス)」にて単独ドラマの配信が決定しています。スカーレット・ウォッチとヴィジョンも『ワンダヴィジョン』というドラマの製作・配信が予定されています。

この辺りは今後の情報に期待しておきましょう。

『エンドゲーム』では誰が死んだのか?

次に『エンドゲーム』内で死んでいったキャラクターについて。今作は『インフィニティウォー』ほどではないものの、大きな犠牲を払っており、そこにショックを受けたファンも多いと思われます。

S.H.フィギュアーツ ブラックウィドウ アベンジャーズ/エンドゲーム

まず1人目はナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ
アベンジャーズたちはインフィニティストーンを集めるために過去にタイムスリップ。ホークアイとブラックウィドウはソウルストーンが眠る2014年のヴォーミアへと足を踏み入れました。

しかしソウルストーンを手に入れるには愛する者を犠牲にする必要があることを案内人のレッドスカルより伝えらえます。
『インフィニティウォー』でもサノスはガモーラの命をささげることによってソウルストーンを手に入れていました。

お互いがお互いを守ろうとし、自分が犠牲になろうとするホークアイとブラックウィドウ。隙をつき崖から飛び降りようとしたホークアイを追いかけるように飛んだブラックウィドウは、彼にワイヤーを取り付けその命を助けようとする。しかし間一髪のところでホークアイもブラックウィドウの手をつかむ。

しかしブラックウィドウはホークアイの手をつかむことはせず、彼が力尽きるのをただ待つだけだった。

『いかせて』とだけつぶやいたブラックウィドウはそのまま崖下へと落ちていく彼女は数億の命を救うために自らの命を犠牲にしたのだ。

愛するものを失ったホークアイはソウルストーンを手に入れることができた。しかしそれは何物にも代えることができない犠牲の上で成し遂げたミッションだった。

そして2人目はトニー・スターク。こちらに関しては後述いたします。
このキャラを数に入れるかどうかは微妙なところですが、メインキャラとしてはサノスも消滅しています。まぁこれはあまり悲しむファンはいないかもですがね。

トニー・スタークの最期

S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク3
『エンドゲーム』のクライマックス、サノスから間一髪のところでインフィニティストーンを奪取したトニー・スタークは、自らの命と引き換えに、サノス軍を灰に変え、全地球と宇宙を救いました。

そしてトニーはペッパーやピーター、ローディ、スティーブ、ソーたちに見守られながら死んでいきました。これほど大きな犠牲はなかったでしょう。しかもMCUシリーズ1作目の『アイアンマン』の最後のセリフ、『私がアイアンマンだ』を意識したセリフとともに死んでいくのは、意外と思いつきそうで思いつかない演出です。

1970年代にタイムスリップした際には、父であるハワード・スタークと会っており、今まで内に秘めていた感謝の言葉を述べていました。

MCUシリーズ最初のヒーローとして活躍してきたトニーが、集大成である『エンドゲーム』でその役目を終えました。その葬式シーンでは涙なしにみることはできませんでした。多くの仲間たちに見守られながら、トニー・スタークは旅立っていきました。

ちなみにトニーを演じてきたロバート・ダウニーJr.も今作をもってMCUシリーズから卒業となります。映画のエンドクレジットで大きくRDJの名前が登場したときは、映画館で自然と拍手が巻き起こりました。それぐらい彼の功績が大きかったのです。

映画史に残るヒーロー・アイアンマン。その最期の活躍はぜひとも劇場で見てほしいです。

ソーの旅立ち

S.H.フィギュアーツ ソー アベンジャーズ/インフィニティウォー

アベンジャーズの一員として、シリーズを引っ張ってきたのはアイアンマンやキャプテンアメリカだけではありません。アスガルドの王であるソーも存在感は大きかったことでしょう。

『エンドゲーム』では5年間も酒とゲーム三昧で、サノスに敗北したことから目を背けるように自他楽な生活を送っていました。そのおかげでムキムキの体は見事に肥満体型に。髪や髭もモジャモジャで違う意味でショックを受けましたね。

そんなソーですが、失われた5年間を取り戻すためにアベンジャーズとして過去のアスガルドにタイムスリップ。そこでリアリティストーンを奪取する任務をロケット・ラクーンとともに遂行します。

しかし怖気づいたソーはその場から逃げ出すが、その途中に2014年時点でまだ存命の母フリッガに出会う。ソーの見た目に違和感を抱いたフリッガは、ソーが未来から来たことを察する。

本当の王、そして本当のヒーローについて助言をもらったソーは、自分を奮い立たせ戦うことを決意する。ソーは2014年にあるムジョルニアを呼び出し、リアリティストーンを奪取したロケットとともに2024年へ帰還した。

ストームブレイカーとムジョルニアの二つの武器を使ってサノスと戦うソー。途中でキャプテンにムジョルニアを預けることになるが、その戦いっぷりは健在。ビッグ3の1人として見事に戦い抜きました。

平和になったあと、生き残ったアスガルド民が地球につくった「ニュー・アスガルド」に戻ったソーは、王座をヴァルキリーに譲り、自身はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちとともに宇宙へと旅立っていきました

ソー役のクリス・ヘムズワースは今作でMCUシリーズから卒業する予定ではありますが、今後オファーがあれば再出演することは大いにありえることをクリス自身が認めていました。
製作を控える『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』で、ソーは登場することはあるのでしょうか?共に宇宙へ旅立った後のストーリーになる場合は、ガモーラの件とともに注目していきたいところですね。

キャプテンアメリカの再起とタイムパラドックス

トニー・スタークの死の次に驚いたのは、戦いを終えたスティーブ・ロジャースでしょう。

スティーブは必要のなくなったインフィニティストーンと、ソーが過去から持ち出したムジョルニアを元の場所に戻すために単身でタイムスリップで過去に飛んでいきました。

計画では現代の時間で5秒後に任務を終えたスティーブが帰還するはずでしたが、なぜか彼は戻ってくることはなかったのです。
そのころ近くの湖畔にあるベンチに座る姿にある人物に気づいたバッキーは、サムに彼のそばに寄るように合図をする。

座っていたのは過去で人生をやり直した年老いたスティーブが座っていたのです。彼は盾をサムに譲ると、ようやくその役目を終えたかのようにサムの手を握りました。

非常に驚きの展開でキャプテンアメリカの物語を締めくくった今作。ペギーとも結ばれ誰もが思うハッピーエンドを迎えていますが、気になるのはタイムパラドックスですよね。

過去に戻ったスティーブがそのまま現代まで生活してきたとすると、1つの世界に2人のスティーブ・ロジャースがいたことになります。ただそこではタイムパラドックスは起きなかったのでしょう。

ファンが知っている現代のキャプテンアメリカが活躍している傍らで、すべてを知っている年老いたスティーブが同じ世界に存在していたのです。そして若いスティーブが過去へ飛ぶときにその姿をサムやバッキーの前に現したのでしょう。おそらくペギー・カーターとも結ばれています

追記:2019/5/2

『エンドゲーム』の監督によると、スティーブは別の時間軸で自身の人生を全うしていたとのこと。その後元いたMCUの時間軸に戻り、別の時間軸から持ってきた盾をサムに渡したと推測されています。

——–追記ここまで——–

個人的にはキャプテンの物語を非常に美しい形で終わらすことができたと感じています。
ヒーローとしてキャプテンアメリカは全宇宙を救い、スティーブ・ロジャースという人間は過去に戻って自分の人生を全うした。これほどまでに綺麗に一人の男の人生をまとめてきたのは素直に感心しました。

唯一気になったのは年齢ですかね。ただ年老いたスティーブが一体何歳だったのかはわかりませんが、超人血清を受けたスティーブが年を取ったとしてもまだまだ元気なのはある意味納得がいくかもしれませんね。

X-MENとファンタスティック・フォーは登場した?

マーベルの親会社であるウォルト・ディズニー社は、2019年に20世紀FOXの買収を完全に完了させていました。そこで気になるのはFOXが持つ『X-MEN』『ファンタスティック・フォー』のアベンジャーズとの共演ですね。
果たして『エンドゲーム』にはこの2作の存在を示唆するような演出はあったのでしょうか?

結論からいいますと、ありませんでした。

さすがに直近の出来事過ぎて『エンドゲーム』には盛り込めなかったと推測できます。むしろ盛り込めたとしても1作品の情報量がとんでもないことになるので、登場させなかったのは正解だったと思います。

マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏によると、『X-MEN』のMCUシリーズ合流は早くても5年後になるとコメントをしていました。

すでにMCUは5年先まで計画がされているため、急遽X-MENやF4を参入させるのは難しいのではないかと考えられます。
もちろん早いにこしたことはないですが、無理やりつなげられてもファンとしては興ざめしてしまいます。

ミュータントたちや超能力チームが合流するのはもう少し辛抱が必要なようですね。

ポストクレジットシーンは?

MCU作品の恒例行事として有名なのがクレジットシーンの後に流れる次作に向けたおまけシーンである「ポストクレジットシーン」。ほぼ全作で用意されてきていますが、なんと『エンドゲーム』ではポストクレジットシーンが存在していません。

オリジナル演出のクレジットシーンが終了し、スタッフロールが流れた後は特に特別映像が用意されることなく終わっています。これは製作者側が観客に余韻を楽しんでもらうためと、MCUのインフィニティ・サーガの最終作としての『エンドゲーム』だったので、あえて挿入しなかったのではないかと思われます。

もちろんMCUは今後も新たなサーガへと続いていき、夏には早くも『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開を控えています。

ポストクレジットシーンがないのはちょっと残念でもありますが、そのおかげで余韻まで『エンドゲーム』をしっかりと感じることができました。恒例行事を捨ててまで計算された余韻にまんまとはまってしまいました。ここに関しては製作陣に頭が上がりませんね。

『エンドゲーム』の後は?今後のMCU作品まとめ

2008年から続いてきたMCUシリーズは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で区切りを迎えます。公式の言葉を借りると「インフィニティ・サーガ」がこれで終了となります。

しかし今後もシリーズは継続していきます。すでに2023年までの公開スケジュールが発表されていました。
『エンドゲーム』以降の作品として、現状公式よりアナウンスされているのは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』のみ。前者は2019年夏に公開予定、後者は公開日未定の状態です。

そのほか以前から製作の噂があるのが以下の作品です。

『ブラックウィドウ』

S.H.フィギュアーツ ブラックウィドウ アベンジャーズ/エンドゲーム

スカーレット・ヨハンソン主演、ケイト・ショートランド監督として製作されるといわれる単独映画版『ブラックウィドウ』。その詳細については不明なことばかり。ご存知の通り『エンドゲーム』の劇中でブラックウィドウはソウルストーンを手に入れるための犠牲となり、命を絶っています。

今作はそれ以前のストーリーで、1作目の『アベンジャーズ』よりも前の時系列のストーリーになるといわれています。一部では2000年問題に対処する内容といわれていたり、ヴィランにはタスクマスターが登場するともいわれていました。
『ハリーポッター』シリーズや実写版『美女と野獣』のエマ・ワトソンも今作へ出演するといわれていました。

真偽は不明ですが、今後も新たな情報が入り次第お知らせしていこうと思います。

『エターナルズ』

エターナルズ

出典:©MARVEL

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に次いで、MCUシリーズの宇宙を舞台にした作品になるといわれている『エターナルズ』。すでに監督にはクロエ・ジャオ氏が就任するといわれています。

『ブラックウィドウ』同様に以前から製作の噂がある今作ではありますが、その詳細な情報についてはほとんどわかっていません。

出演者に関してはメインキャラにアンジェリーナ・ジョリーが出演するという情報も入っており、今のところ大きな注目を集めている作品でもあります。

公開時期は2020年~2021年頃といわれています。

『シャン・チー』

シャン・チー

出典:©MARVEL

MCUシリーズ初となるアジア系ヒーローの単独映画『シャン・チー』。こちらは最近になって情報が出てき始めた作品です。
脚本にはDCEUシリーズの『ワンダーウーマン1984』やアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編で共著を務めるデイヴ・カラーハン氏が執筆するといわれています。
監督にはデスティン・ダニエル・クレットン氏が採用されると報じられていました。

またすでにオーストラリアでの撮影が決まっているといわれとおり、現地で助成金の申請が行われたとの情報も入ってきています。

『シャン・チー』が製作される場合は、古典的なアジア人を描くのではなく、しっかり現代のイメージに即した作品が作られるとのこと。

『エンドゲーム』ではローニンが日本でアクションするシーンが登場しており、東京をイメージした街のセットが作られていましたが、正直あれは日本ではなく中国のイメージでしたね
もちろん『シャン・チー』は日本が舞台ではないですが、今のところマーベル・スタジオ、というよりはハリウッドがどこまでリアルなアジアの雰囲気を再現できるのかは疑問が残るところがあります。

今後本気でアジア系のヒーローを描いていくならその点にも注目していきたいですね。

『ドクターストレンジ2』『ブラックパンサー2』

次はすでに単独映画が公開されているヒーローたちの続編。特に噂されているのは『ドクターストレンジ2』と『ブラックパンサー2』です。どちらも大ヒットを記録しているため、続編製作は濃厚だといわれています。

『ドクターストレンジ2』については近々なにかしらの動きがあるのではにないかとも報じられていました。

そのほかに『アントマン3』『キャプテンマーベル2』などの作品も予想されます。

スピンオフドラマ作品

こちらは映画ではありませんが、スピンオフ作品として「Disney+ (ディズニープラス)」で配信予定のドラマが複数存在します。

まずはトム・ヒドルストン主演の『ロキ』。すでに公式アナウンス済み。
ストーリーはいくつかの人間の歴史上に登場し、いたずらの神として様々な影響を及ぼしたロキの姿を描くといわれています。

続いてはジェレミー・レナー主演の『ホークアイ』
こちらはホークアイが弓矢の射手としてのヒーローの役目を引退し、女性ヒーローであり同じく弓矢を得意とするケイト・ビショップへ受け継ぐストーリーになるといわれています。

ほかにもエリザベス・オルセンとポール・ペタニー主演の『ワンダヴィジョン』や、アンソニー・マッキーとセバスチャン・スタン主演の『ファルコン&ウィンターソルジャー』の製作も公式に発表されています。

いずれのどらも映画に影響をするストーリーになるともいわれていますので、見逃せない作品になりそうです。

まとめ:10年間追ってきてよかった。

ということで、ここまで『アベンジャーズ/エンドゲーム』に関することをまとめてきました。まとめではあまり語ることもないですが、とにかく最高の映画で、最高の形でMCUの10年間を締めくくっています。

ファンが喜ぶポイントを見事についてきて、そしてファンの考える最高を越えてくるあたり、マーベル・スタジオという映画会社は凄まじいと思います。なかなか真似ができることではありません。しかもそれは継続的にできるのだからさらにスゴイ。

1つの時代を非常に美しい形で終わらせた今作は、後世に残る名作になることは間違いないでしょう。3時間という長丁場があっという間に感じてしまうほど夢中になって映画を見てしまったのは初めての経験ですし、思わず劇場で声を発してしまう体験も初めてでした。

こんなにも最高なアベンジャーズを見せてくれたありがとうマーベル・スタジオ。MCUシリーズは『エンドゲーム』以降も続いていきます。また新たな10年に向けて新時代を築いてくれるのは間違いないことでしょう。

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