”アローバース”の立役者が辞任 ー DCドラマも大きな岐路に

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『アロー』に始まるDCドラマのクロスオーバーシリーズの通称アローバースの立役者のひとりである、マーク・ペドウィッツ氏がThe CWの会長兼CEOから辞任したことが海外メディアの情報で明らかになった。
理由はNextstarによる買収を受けてのことだとされている。

マーク・ペドウィッツ氏はアローバースのドラマ制作に対して責任を負う立場であり、ほとんどの作品に対してGOサインを出した人物でもあった。

ペドウィッツ氏は社員たちに向けたメッセージも残している。

『すべての旅には始まりと終わりがあります。The CWでの1 年以上にわたる私の素晴らしい旅は今、終わりを迎えようとしています。はじめから皆さんは両手を広げて私を歓迎してくれた。友情、チームワーク、コラボレーション、創造性によりこの職場は本当に特別な場所になりました。』

アローバースが終了に向かっていることは明らかで、すでに『バットウーマン』『レジェンド・オブ・トゥモロー』が制作終了することが明らかにされている。『フラッシュ』も次のシーズンで最後となることがアナウンスされていた。
『スーパーマン&ロイス』は別の宇宙での物語のため、実質的にはアローバースとは別と捉えられている。

10年以上にも渡って展開されてきたアローバースも徐々に収束する形で終わりを迎えていくことになる。

現在DCコミックスを原作とする映画を制作しているワーナー・ブラザース・ディスカバリーは10年にわたる新たなDC映画の計画を持っているとしており、そのための大幅なテコ入れをドラマにまで行っている最中だ。

またDCのコンテンツを統括する人物の採用も行っているが、現状ではまだ決定までには至っていない。

『タイタンズ』や『ドゥームパトロール』もまだ残っているが、この2つについても制作終了のウワサがあるなど、近いうちにDCのドラマや映画は大きく様変わりするかもしれない。

いずれにしても今後の情報にはぜひとも注目をしておきたいところだ。

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