アマゾン、米最大手劇場チェーン「AMC」を買収か - 製作スタジオが劇場を所有?

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新型コロナウイルスの影響によって、米国では大手劇場チェーンのAMCシアターが一時劇場の閉鎖に追い込まれている。
これによる最大手のAMCでも大きく業績に影響を受けており、倒産の可能性さえ見えてきている。

そんな中ある世界的通販サイトがピンチをチャンスに変えようと動き出していると伝えられている。

交渉は初期段階

海外メディアのDailymailは、米アマゾンが大手劇場チェーンのAMCシアターの買収に動き出したとの情報を伝えている。

Could Amazon be about to take over your local cinema? With Odeon’s owner in trouble, deal could help tech giant shoot ahead in movie wars

実際に買収までに繋がるかは不明だが、少なくとも初期の交渉が行われた可能性があると報じている。
これらのニュースの情報による、米国ではAMCの株価が好調の兆しを見せたとのことだ。

もしアマゾンのAMC買収が決定した場合、劇場には盤石な資金源が供給され、倒産のような危機も免れることができると考えられる。
加えてアマゾンを含めた通販業界は、ロックダウンなどによる巣ごもり消費によって売り上げを伸ばしている現状もあり、こういった大胆な動きをすることができるようになったと考えられる。

たた実はアメリカには映画製作スタジオが劇場を持つことに対する規制も存在している。理由には1つのスタジオが製作した映画しか上映されず、健全な競争が行われなくない事態を避けるためだ。

数か月前にはこのようなこともあった。トランプ政権はパラマウント・ピクチャーズに1948年に下された劇場所有の決定を覆している。全会一致によるこの決定は、上記のような独占的な作品上映を危惧してのものだ。

一方で今回のアマゾンのようにAMCシアターの買収による劇場所有は、これらの規制を一変させるのではないかと言われている。
アマゾンがスタジオとしての競合他社であるディズニー社やユニバーサル、ワーナーなどの作品を積極的に上映していくのかはわかってはない。これらの買収は映画業界に対してもドミノ式に影響が出てくるものだと考えられる。

いずれにしてもまだ交渉は初期段階であるため、買収が決定したわけではない。今後新たな情報が入り次第お知らせいたします。

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